グランドピアノのメンテナンスとは? - 広島の出張買取ドクター

グランドピアノのメンテナンスとは?

せっかく手に入れた高価なグランドピアノを美しい状態で維持するには、日常のメンテナンスは必須です。仮に長期間メンテナンスせずに放置すれば、埃が表面に積もり、内部には湿気が溜まり、音色は悪くなるなど良いことは一つもありません。
では、日頃からできるグランドピアノのメンテナンスには、どのようなものがあるのでしょうか?

グランドピアノのメンテナンスと調律

まずは、グランドピアノの基本的なメンテナンスについてご紹介していきましょう。

基本的なメンテナンス

グランドピアノの基本的なメンテナンスは、乾いたピアノ用のクロスと家庭用の掃除機を用いて行います。
まず、掃除機の先の細いノズルで表面などに付着した埃を吸い取ります。次に、鍵盤の隙間に入った埃は、筆や刷毛などでかきだしながら吸い取るのが良いでしょう。
グランドピアノの本体表面は、艶だし塗装仕上げ等であるため、表面は乾いたピアノ用のクロスで拭きます。クリーナーについては、市販のものは研磨剤入りのことがあるため使用はNGです。メーカー推奨品若しくは購入店に相談して適切なものを使用しましょう。
他にもグランドピアノ内部のフェルトは、蛾の幼虫などの害虫が付きやすいので、防虫剤を使用して虫の発生を防ぎます。

空調や湿気対策も重要

グランドピアノは、演奏の度に調律できる楽器ではないため、音を狂わせないために設置場所にも配慮が必要です。
温度変化が激しい部屋であれば空調等で温度管理(15°C〜25℃が理想)、湿気が溜まりやすい部屋であれば除湿器などを使用して湿気管理(45%~60%が理想)を行いましょう。また、グランドピアノの上には物を置かないようにします。屋根蓋は音を生み出す構造のひとつです。物をおくことで音が変わるおそれがあるので注意しましょう。

調律とその費用

グランドピアノには、約230本の弦が張られ、総力約20㌧という強い力をかけて音を奏でています。演奏される頻度にもよりますが、時間の経過とともにどうしても音が乱れてきます。よって、定期的な音の調律はグランドピアノを良い状態に保つために必要です。
大手メーカーのホームページによると、グランドピアノの調律費用は、約20,000円となっています。なお、一般的な家庭の場合、調律の頻度は年に最低1回程度がおすすめです。

定期的な調律で不具合の早期発見

定期的に調律を行うことで、グランドピアノの不具合などを早期に発見できるメリットがあります。結果的に、大掛かりな修理を未然に防ぐ効果もあるでしょう。
例えば、経年劣化による僅かなキズや摩耗が内部にあれば、その後破損や不具合が他の部分に影響していきます。調律により常に最適な状態を維持することで、修理リスクや費用削減に繋がります。

グランドピアノのオーバーホール

ヤマハやカワイなど大手メーカーでは、グランドピアノの製造販売だけでなくオーバーホールを行っています。オーバーホールとは、製品を部品単位まで分解して清掃や組み立てを行うことで、新品時同様の状態に戻す作業のことを言います。
つまり、グランドピアノのオーバーホールとは、グランドピアノ本体を全て解体して部品の交換や清掃を行うことです。弦、チューニングピン、ハンマー、ダンパーフェルト等の部品を新品同様の状態にして、古いグランドピアノを生まれ変わらせています。

グランドピアノの買取前にメンテナンスは必要?

グランドピアノを買取に出す前のメンテナンスは、不要です。その理由は、出張買取ドクターの場合、買取後のグランドピアノは調律や部品のメンテナンスなどを行い再販を行うからになります。
よって、買取を検討しているお客様は、査定前にグランドピアノ本体表面の埃や汚れなどを簡単に拭き取る程度で問題ありません。

まとめ

グランドピアノの性能を維持するには、日頃からのメンテナンスが必要です。購入後に演奏しない期間が長期間になったとしても、メンテナンスだけは行っておきましょう。
なお、ご家庭内で不要になったグランドピアノは、出張買取ドクターが買取します。出張買取ドクターでは、広島県内全域で即日出張&買取、搬出を行えます。また、メンテナンスをしっかりと行っているグランドピアノは、高価買取致します。
「何年も演奏していないグランドピアノがある」など、不要なグランドピアノを処分したいと思っているなら、まずは出張買取ドクターにご相談ください。

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