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絵画買取の業者はどこが最適?画廊と買取専門店のメリットとデメリット!
自宅を整理していたら父が趣味で集めていた絵画が数点みつかった。
持っていても置き場に困るので売ってしまいたい。
でも、絵画の知識はないし、そもそも売れるのかすら分からない。
もし、価値がある絵画で売れるのであれば、どこで売るのが最適なんだろう?
このような場合、絵画をどこで売っていいのか分かりませんよね?
絵画買取の業者はいくつかあります。
現実的な候補としてあげられるのは、画廊や不用品などの買取専門業者です。
絵画の詳しくない人は、どちらを選ぶべきなのかを解説します。
絵画の詳しくない人は、どちらを選ぶべきなのかを解説します。
1.絵画の買取してくれる業者はどこ?
絵画の買取をしてくれる業者は主に
- 画廊
- 買取専門業者
- リサイクルショップ
などです。
画廊
画廊は絵画を展示し販売することを目的としている業者です。
全国展開している大手の画廊もあれば、老舗として古くからある画廊まで数も種類も豊富にあります。
ちなみに、日本で一番歴史があると言われている資生堂ギャラリーがある銀座には200~300の画廊があります。
絵画には日本画や洋画などジャンルがあり、専門とするジャンルの知識に長けている画廊もあります。
だから、専門知識が画廊に絵画を売るとき相場よりも高く買ってもらえる可能性もあります。
買取専門業者
買取専門業者は、不用品や遺品の整理など幅広いジャンルを扱っています。
買取専門業者は基本的には現金決済なので、売りたいものが現金になるまでの時間が早いのが特徴です。
長年買取を行っていて実績が豊富な買取業者には、美術品など絵画を熟知したスタッフがいます。
リサイクルショップ
リサイクルショップは生活雑貨、洋服、家電など身近なものを買取してくれる業者です。
個人経営しているリサイクルショップやセカンドストリートのような全国展開している業者まであります。
リサイクルショップでも絵画を買取してくれる業者はありますが、高価買取は期待できないでしょう。
なぜなら、美術品としての価値を熟知しているスタッフはほとんどいないからです。
さらに、アルバイトととして働いているスタッフが査定することもあります。
そのため、リサイクルショップに絵画の買取を依頼しても、額縁として利用、単なるインテリアとしての買取になってしまう可能性が高いです。
お土産屋で買ったような絵画で本当に美術的価値がないと分かっているようなものであれば、リサイクルショップでも十分でしょう。
しかし、価値がありそうな絵画をリサイクルショップに持っていくのはおすすめしません。
インターネットのオークションは?
個人で絵画を売る手段としてヤフーオークションなどのインターネットオークションも方法の一つとしてあります。
しかし、あなた自身でオークションで販売するには時間と手間がかかるため避けのが賢明な判断です。
なぜなら、すぐに売れるとは限りらないからです。
また、売ろうとしている絵画について専門知識がない場合、詳細な商品説明を書くことができないため、相場よりも安く落札される可能性もあります。
そして、一番怖いのは落札者とのトラブルです。
「偽物だ」と言われても知識がなければ反論することもできません。
あまり知らないものをあなた自身でオークションに出品するにはリスクがあります。
現実的な選択として絵画を売るのであれば、
- 画廊
- 買取専門業者
のどちらかです。
画廊と買取専門業者ではどちらを選ぶべきなのでしょう?
2.画廊と買取専門業者とのメリットとデメリット
画廊と買取専門業者を選ぶ前に、両者のメリットとデメリットを確認しましょう。
画廊で絵画を売るときのメリットとデメリット
画廊のメリットとして上げられるのは
- 相場よりも高く売れる可能性がある
- 老舗の画廊にはベテラン鑑定士がいる
画廊は特定のジャンルや特定の作家など特化したところも多いです。
そのため、こだわりがあって、どうしてもこの絵画を集めたいと思っている画廊もあります。
また、ある作家の熱狂的なファンの常連客(コレクター)がいる画廊もあります。
このような画廊のニーズとあなたが売りたいと思っている絵画がうまくマッチすれば、相場よりも高く売れることもあります。
画廊のデメリットには
- 画廊の数が多すぎる
- ある程度絵画の知識がないと画廊を選べない
などがあげられます。
「Yahoo! ココ」というお出かけ情報サービスで広島県の画廊の数を調べてみると70件いじょうあることが分かりました。
すべての画廊が絵画の買取をしているとは限りませんが、かなり多くの画廊がある印象。
このなかであなたが売ろうしている絵画を高値で買取ってもらうのは労力が必要です。
さらに、絵画の知識がないのであればどの画廊に鑑定を依頼をして良いのかも分かりません。
絵画の素人がベストな画廊を見つけるのは非常に困難です。
絵の素人にとって、最高の条件で画廊に絵画を売るのは難しいです。
買取専門店で絵画を売るときのメリットとデメリット
買取専門業者のメリットは
- 現金決済で買取までが早い
- 気軽に相談できる
- 出張買取がある
信頼できる買取専門業者を見つけてしまえば、絵画の現金化は早いです。
信頼性は判断するには、実際に電話で問い合わせをしてスタッフの対応などを確認するのも方法の一つです。
親切丁寧に相談を聞いてくれれば安心できます。
あまり知識がないのに、画廊に絵の買取を相談するのはかなり敷居が高い気がします。
しかし、「父が残した絵画を見つけてどうしていいか困っている」という相談でも買取専門業者であればしやすいです。
買取専門業者のホームページも確認しましょう。
自信がある買取専門業者は美術品など買取実績を多く掲載しています。
買取専門業者は画廊の数ほど多くないので、いくつかの業者に絞って見積もり依頼することもできます。
その中から、良い条件で買取してくれるところを選ぶのが良い選択だと言えます。
基本的に買取専門業は出張買取をしているので、絵画を店舗まで持っていく必要もありません。
買取専門業者のデメリットとして
- 新規の買取専門業者がある
- 美術品の知識に長けているのか不安
という点があります。
画廊に対して買取専門業者は新規参入がしやすいです。
だから、新しくできたばかりの買取専門業者に依頼すると相場よりもや低く査定されることもあります。
とは言っても、古くからあって実績がある業者と新規の業者はホームページ等を確認すれば見分けがつけられるはずです。
実績ある業者と新規の業者の査定内容を比べることもできるため、心配する必要はないです。
買取専門業者は、美術品以外のものも扱っているため深い知識があるのか不安になることもあるでしょう?
しかし、実績ある買取業者は、絵画の査定結果だけを示すことはありません。
なぜこの査定結果になるのか、絵画の背景や独自の販売ルートがあることなど詳しく説明している業者もあります。
このようなところをホームページや出張買取に来てもらったときに確認できれば、美術品の知識も十分にあると判断できます。
絵画を売るのは画廊と買取専門業はではどちらがいいのか?
売りたい絵画について知識がない、美術品のことはよく分からない場合、買取専門業者に依頼するのが良いでしょう。
あなたなが望む画廊に出会うためには、程度の美術品の知識と労力が必要です。
手間と時間をかけたとしても、ベストな画廊に必ず出会えるとも限りません。
まずは、複数の買取専門業者に絵画の査定を依頼するところから始めてみてはいかがでしょうか?