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高価買取となる軍事切手の買取ポイントは?
数ある切手のなかでも軍事切手は、かなり特殊な部類の切手です。もし、ご自宅の倉庫に軍事切手があれば、かなり希少な切手である可能性があります。
本記事では、軍事切手の種類や買取相場などについて解説します。
軍事切手とは
軍事切手とは、戦時中に軍人が郵便物を出す際に差出枚数の管理を目的に造られたものです。軍事切手は、中国や朝鮮半島などに駐留していた陸海軍の兵士に月に2枚ずつ支給され、主に封書の郵送で使用されていました。
なお手元に軍事切手があれば、大変貴重な逸品で価値があるものの可能性があります。なぜなら、軍事切手は1910年頃から戦時中の1944年頃までしか使われていないからです。
また、発行枚数自体も少なく市場に流通している数が少ないため、高価買取になりやすい切手となります。
軍事切手の種類と買取相場
現在、市場に流通する軍事切手の種類と買取相場についてご紹介していきましょう。
青島軍事切手
青島軍事切手とは、1921年に青島(チンタオ)で発行された軍事切手です。
1914年頃に青島に駐留した日本軍兵士のために臨時で発行されたものとなります。青島切手は、流通量が極端に少ないことから軍事切手では最も価値が高いものとされています。
買取価格は、1枚あたり100万円~200万円で、使用済みでも80万円の価値が付くなど軍事切手を代表する逸品です。
軍事切手加刷
軍事切手加刷は、日本で初の軍事切手です。
軍事切手加刷Ⅰ型は、1910年~1914年に発行され額面は3銭、軍事切手加刷Ⅱ型は、1924年~1933年に発行されこちらも額面は3銭となります。
買取相場は、軍事切手加刷Ⅰ型が使用済みでも1枚1,000円、軍事切手加刷Ⅱ型は3,000円以上です。仮に未使用品であれば、さらに高い買取金額が期待できます。
菊切手加刷軍事切手
菊切手加刷軍事切手は、日韓併合が行われた1910年に発行されたもので額面は3銭です。切手には、日本の象徴である「菊花紋章」が中央に配置されているデザインとなっています。
およそ100年以上前に発行された切手であるので現存する枚数が少なく、買取相場は1枚9,000円~13,000円です。
大正白紙軍事切手
大正白紙軍事切手は、1913年に発行された軍事切手です。縦と横のサイズが異なる3種類(見分けるのは難しい)が発行され、その中でも正方形タイプのものが希少価値が高い切手となります。
買取相場は、1枚でも10,000円~45,000円、3種類が揃っていれば相当なプレミア価格が期待できます。
旧大正白紙軍事切手
旧大正白紙軍事切手は、1914年~1924年に発行された軍事切手で、偽造防止のために「すかし」が初めて採用されました。この切手には、Ⅰ型とⅡ型、サイズが複数があるなどで計7種類が発行されています。
価値が高いのは、正方形且つⅠ型の切手で、買取相場は1枚あたり30,000円程度になることもあります。他の切手の場合の買取相場は、1枚あたり1,000円~3,000円です。
新大正軍事切手
新大正軍事切手とは、1928年~1933年に発行された軍事切手です。
平面版3種類と輪転版1種類があります。買取相場は、4,500円~40,000円で、軍事の文字間隔が狭いほど高価買取となります。
矢野切手
矢野切手とは、1942年にビルマで発行された軍事切手です。
当時ビルマの郵便事業を急遽再開するときに切手の発行が追い付かなったため、「矢野静雄(ビルマ郵政再建委員長)」の印鑑を押して発行されました。
個人の認印を押印した切手は珍しく、買取価格は1枚5,000円~10,000円です。さらに未使用品であればプレミア価格が期待できます。
軍隊の日切手
軍隊の日切手とは、1943年にドイツの軍隊の日(戦没者慰霊を目的)に発行された軍事切手です。
絵柄には、落下傘部隊など戦争をテーマにした計12種類のデザインが採用されています。買取相場は、1枚あたり500円前後ですが、12種類全て揃うとプレミア価格が期待できます。
第一次昭和切手
第一次昭和切手とは、1937年~1941年まで発行された軍事切手です。デザインは24種類と豊富で人物画や神社仏閣が絵柄に採用されています。
買取価格は、種類にもよりますが概ね1枚あたり3,000円~7,000円前後です。
牛耕図案切手
牛耕図案切手は、1941年に当時日本が占領したビルマで発行された軍事切手です。
切手は9種類あり、デザインは現地民が牛と畑を耕す姿を描いたものなどが採用されています。買取価格は、1枚あたり200円~7,000円です。
高価買取が狙える軍事切手とは
手元にある軍事切手が高価買取が狙える切手であるかは、以下の要素を一つでも満たす必要があります。
各々について、ご紹介していきましょう。
- 流通量が少ない切手
- 劣化が少ない美品の切手
- まとめ売りで高値買取になりやすいことも
流通量が少ない切手
まずは、流通量が少ない切手です。発行枚数が少ないことで流通量が少なく、希少性が高い切手となります。
劣化が少ない美品の切手
次に、劣化が少ない美品の切手です。
最も新しいものでも約80年前に発行された切手であるため、綺麗な状態で保管されていること自体が珍しく、美品であれば大変高い価値が付きます。
切手にシワや折り目、色褪せなどがない状態であれば、高価買取です。
まとめ売りで高値買取になりやすいことも
最後に、バラではなくまとめ売りで高価買取しやすくなります。
切手1枚では評価が低くても、ある程度種類が揃うことで高評価が付くことがあります。よって、切手はまとめて査定に出すと高価買取を狙えます。
軍事切手の買取は、買取ドクターがおすすめの理由
- 切手のエキスパートが丁寧に査定
- 大量買取りも対応!その場で300万円まで買取金を支払い
- 状態が悪い切手でも買取できるケースがある
(消印が付いている切手も希少性が高い切手は買取可能)
切手のエキスパートが丁寧に査定
買取ドクターでは、切手買取のエキスパートが丁寧に査定します。
買取スタッフは、生粋の切手好きで趣味が切手集め、自らでも切手コレクションする強者です。好きなことを仕事にしているので、切手に関する知識は並大抵ではありません。
どんな切手も、買取相場に則り正確な査定を行います。
大量買取りも対応!その場で300万円まで買取金を支払い
買取ドクターでは、その場で300万円まで買取金の支払いが可能であるため、切手の大量買取にも対応しています。大量の切手の処分に困っている、現金化を急ぎたい場合などにおすすめです。
状態が悪い切手でも買取できるケースがある
買取ドクターでは、状態が悪い切手でも買取できるケースがあります。
切手の端に欠けがある、破れている、消印が付いている切手でもプレミアが付く切手であれば買取可能です。買取できるか不安な場合でも、遠慮なく出張査定をご利用できます。
まとめ
軍事切手の買取は、買取ドクターがおすすめです。買取ドクターでは、切手買取のエキスパートであるスタッフが出張査定に行くので、他店と違い正確且つ丁寧な査定ができます。
また、他店より高値買取を目指す買取ドクターであれば、買取価格への満足感は高くなるでしょう。軍人切手の買取は、買取ドクターにお任せください。