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パソコンのデータ消去の方法
パソコンやハードディスクをそのまま処分してしまっては情報漏えいやデータ流出の危険があるため、データを消去する必要があります。
●パソコンをそのまま捨ててはいけない理由
パソコンの中にはハードディスクという円盤状の「情報を記録する装置」が入っています。その中にはたくさんのデータや記録が入っており流出してしまうと大変です。
パソコンを処分する時は事前にデータを消去する必要があります。
●ハードディスク内のデータ流失で起こってしまうこと
・悪用される
メールのアドレス帳には個人情報が満載。もし個人情報が流出して悪用されてしまうと、多くの友人知人や仕事上の関係者にまで迷惑がかかることもあります。
・秘密漏えい
人に見せてはいけない仕事上の機密資料や就業規則などが流出してしまうと、取引先との業務委託契約や秘密保持契約などにも反してしまうこともあります。
・内緒の情報が漏えい
人に見られたくない内緒な情報がたくさんあることもあります。
・クレジットの使用内容が漏えい
クレジットカードを使用してネットショッピングをした記録が残っています。
・他人に知られたくない秘密が漏えい
他人に知られたくないウェブサイトの閲覧履歴やお気に入りの記録が残っています。
・IDやパスワードの漏えい
ウェブサイトやサービスを利用する際に必要なIDやパスワードがの残っており、使用しているサービスを乗っ取られることもあります。
・メールの内容が漏えい
たいした内容ではなくても、メールの中身を他人に見られるのは気持ち悪いです。
●パソコンデータを安全に消去する方法
ハードディスクのデータは、ゴミ箱に移しても完全に消去されるわけではありません。ゴミ箱から消し去ったとしても同様で、表向きには見えていませんがハードディスクの内部には実は記録が残ったままです。
「論理的消去」、何らかのデータを上書きするなどの方法によって「データを消去する」しましょう。
主に市販されている専用のソフトウェアを使用し、比較的簡単にハードディスクの中身や特定のデータを完全に消すことができます。
ハードディスクを丸ごと消去するものが主流ですが、ピンポイントで特定のデータを消去できるソフトもあります。
・専用ソフトを使ってデータ消去する方法
パソコンのデータは市販の専用ソフトを使うことで完全に消去することができます。
専用ソフトでは「消去」するのではなく「別のデータに上書き」してデータを別の情報に書き換えることでデータ消去を行います。
専用ソフトを使うとデータは2度と復元することができないため注意が必要です。
・パソコンのデータ消去ができる専用ソフト
パソコンデータを消去できるソフトは現在2社のソフトメーカーが発売、AOSテクノロジーズ「ターミネーターシリーズ」、ジャングルの完全抹消シリーズです。
両社ともハードディスクを指定し、データをまるごと消去します。
CD-ROMを起動してインストールなしに消去できるためパソコンが苦手な方にも操作しやすくなっています。
CD-ROMのないノートパソコンは専用USBを作成し起動する方法をとります。
ハードディスクを一気に消去するため、特定のファイルを指定して消去したい場合は向いていません。
USBやCD-ROMを使うため、故障したパソコンでもデータ消去が可能です。
指定したファイルだけ消去したい場合は、リスクマネージャー ファイル消去&チェック10Plus、完全ファイル抹消15などがあります。
・無料のソフトでデータを消去する
データ消去ソフトには無料のソフトもあります。
有料ソフトとの違いは消去する際にかかる時間と手間などです。
DESTROYは世界最高基準に準拠した消去ができるソフトで、ハードディスクのデータを完全に抹消することができます。
File Shredderはデータ消去ソフトとして非常に評価の高いフリーソフトですが、海外サイトのため少しハードルが高くなっています。
CCleanerはパソコンに溜まったごみを掃除したりキャッシュの一括削除ができるソフトで、ドライブのデータを完全抹消することができます。
Wipe-outはパソコンのハードディスクだけではなく、外付けハードディスク(HDD)などのデータ消去もすることができる国産ソフトです。
・物理的破壊でデータ消去する
ハードディスクを物理的に破壊しデータ消去することも可能です。
パソコンから取り出したハードディスクを、ハンマーやドリルで破壊します。
破壊すれば確実にデータを読み取られることはありません
パソコン本体も使えなくなるため、オークションやリサイクルショップに買い取ってもらう予定がある場合は不向きです。