ブルゴーニュワインはフランス東部ブルゴーニュ地方特産のワインで、ブルゴーニュ地方はロマネ・コンティやモンラッシェなど世界最高級のワインを生み出し続けてている地域です。ブルゴーニュワインはブドウの品種が重要で、主に赤ワインにはピノ・ノワール、白ワインにはシャルドネが使用されています。ブルゴーニュワインは、同じ村でも、生産者によっても、ヴィンテージによっても味わいが全く異なります。ブルゴーニュワインの選び方は、特においしい白ワインを飲みたい場合は「シャブリ地区」、ロマネ・コンティを生み出した「コート・ド・ニュイ地区」、ワイン通に愛好者の多い「コート・ド・ボーヌ地区」、ブルゴーニュワインを気軽に楽しみたい場合は「コート・シャロネーズ地区」、フルーティーな香りが特徴の「マコネー地区」、日本で知名度抜群の「ボージョレー地区」などの産地から選ぶ方法があります。

ボルドーワインはフランス南西部ボルドーを中心とした一帯で産出されるワインです。赤ワインはクラレット/クレレ（Claret）とも呼ばれ、白ワインはソーテルヌの甘口な貴腐ワイン、ソーテルヌ・ワインなどがその高い品質で知られています。赤ワインに使用されるブドウは、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、メルローなどの品種が中心で適度な酸味と甘みが溶け合ったその繊細な味わいから「ワインの女王」と称され、白ワインではソーヴィニヨン・ブランといった品種が多く使用されています。ボルドーでは古くから品質にしたがってワインの格付けが行われており、有名なメドック地区における赤ワインの格付けは第1級から第5級までに分類され、第1級に格付けされているワインはシャトー・ラフィット・ロートシルト、シャトー・マルゴー、シャトー・ラトゥール、シャトー・オー・ブリオン、シャトー・ムートン・ロートシルトとなっています。

カリフォルニアワイン (California wine) は、アメリカ合衆国カリフォルニア州で生産されるワインです。カリフォルニア州はアメリカ産のワインの約90%を生産する地域で、豊かな土壌と暖かく湿度が低い気候からブドウ栽培に非常に適しており、カリフォルニア大学にブドウ栽培とワイン醸造の専門部門を設立するなど最先端の科学と研究を取り入れています。カリフォルニアワインの選び方は、ノース・コーストやセントラル・コーストなどの産地で選ぶ、カベルネ・ソーヴィニヨンやピノ・ノワールなど品種で選ぶ、ヴァラエタルワインやプロプライアタリーワインなどの種類で選ぶ方法があります。

イタリアワインはイタリアで生産されるワインで、イタリアはワインの生産量が世界一位となっています。温暖な気候に恵まれたイタリアでは十州全てでそれぞれの州で特徴あるワイン作りが行われ、赤・白・ロゼ・スパークリングのワインが作られています。イタリアには500種を超える土着品種（その土地で育った固有の遺伝子型をもつブドウ品種）が存在すると言われ、黒ブドウはモンテプルチアーノやバルベラ、白ブドウはトレッビアーノやガルガーネガなど、有名なイタリアワインはほぼ土着品種から造られています。イタリアではワインは水よりも安いと言われ、多種多様なワインが国民的な飲み物として親しまれています。イタリアワインの選び方はトスカーナ州やピエモンテ州などの産地で選ぶ、サンジョベーゼやトレッビアーノなどのブドウの品種で選ぶ、こってりして旨味や甘味が強い肉料理食べ物などには赤ワインなど食べ物とのマリアージュで選ぶ、イタリアで施行されたDOC法の格付けで選ぶなどの方法があります。

様々なジャンルのワインの買取を行っております。