レミーマルタン（Rémy Martin）はコニャックの生産・販売を主に手がけるフランス企業レミーマルタンにより製造されているブランデーで、ブランデーのなかでもコニャック（フランス南西部のコニャック地方でユニブラウンという決められた葡萄を原材料に、単式蒸留機で2回蒸留を行いフランス産かしの木によって2年半以上も熟成させる厳しい製法で造られたブランデー）と呼ばれています。通常のブランデーにはない上品な口当たりと、口に入れた瞬間に広がるフルーティな芳醇な香りが特徴です。シンボルマークは「セントー」となっており、由来はギリシャ神話に登場する酒の神「バッカス」の奉仕者であるケンタウルスがモデルとなっています。香りや味わいが非常に豊かで少しスパイシーな香りが特徴のレミーマルタンXO、最高峰で瓶はバカラ製のクリスタルガラスで造形されたレミーマルタンルイ13世などがあります。

カミュ (Camus) はフランスはコニャック地域に拠点を置くコニャックブランドのブランデー、1863年に創業されて以来カミュ一族が5世代に渡って受け継がれています。メインの土壌は、コニャック地方で3番目によいとされている「ボルドリー」で、180ヘクタール(東京ドーム38個分)の広さを保有しています。ロンドン国際ワイン＆スピリッツコンペティションでは数回金賞を受賞しており、世界最高のコニャックと称されています。全体的に滑らかでまろやかと感じる人が多く、日本人にとっても非常に飲みやすく口当たりのよいブランデーです。紅茶のような香りとまろやかな口当たりのカミュXOエレガンス、まろやかで甘味のある味とフラワリーでより強い紅茶のような香りのカミュボルドリーXOなどがあります。特徴的なボトルも多く、バカラを使用したボトル、本の形、樽型、ゴルフボール型など限定品があります。

クルボアジェ (Courvoisier) はサントリーホールディングスの子会社であるビーム サントリーがフランスのシャラント県ジャルナックに所有するコニャックブランドのブランデーです。200年の歴史を持つその生産手法は、クルボアジェがベルシー市で確立して以来今日まで変わっていません。有名なナポレオン1世が愛飲し、後継者のナポレオン3世は「王室御用達」の名誉称号授け、数代に渡って皇帝に愛されたクルボアジェは「ル・コニャック・ド・ナポレオン」とも呼ばれています。最も若い熟成年数（5年～7年）のクルボアジェVS、ナポレオンの妻ジョセフィーヌが愛したバラがデザインされたラベルのクルボアジェVSOPルージュ、リムーザン･トロンセのオーク樽で熟成されたクルボアジェナポレオン、11年～25年もの長い熟成期間を要する最上級グレードのクルボアジェXOなどがあります。

マーテル (Martell) はフランスコニャック地方にあるコニャックメーカーのブランデーで、大手コニャックメーカーにおいて最も古い歴史を持っています。1715年にマーテル氏がコニャックで最高のブランデーを作ろうと創立して300年以上が経ち、優美さ・複雑さ・バランスがマーテルスタイルの真髄です。ロゴは燕を模したゴールデンスワローとなっています。有名なコルドンブルーは「最も栄誉ある者に送られる青いリボン」を意味し、世界から高い評価を受けています。マーテルコルドンブルーは1912年にエドゥアール・マーテルの手によって生み出されて以来、伝統の味わいと時代を超えても色褪せることのないボトルデザインは伝説のコニャックとしての地位を築きました。独特なアーチ型のボトルが特徴的なマーテルXO、19世紀初頭に初めて製造され以来コニャック地方で最も優れた4つの畑から収穫されるブドウをブレンドする独自の伝統を今もしっかりと守って作られているマーテル V.S.O.Pなどがあります。

様々なジャンルのブランデーの買取を行っております。