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工具の高額査定のポイント
最近は、DIYの流行により電動工具を持っている個人が増えてきました。DIYを楽しむ方はホームセンターやインターネットなどで買える安価な電動工具を利用している方も多いと思います。
安く販売している工具は、中古で買取してもらう際に高額買取は期待できません。
メーカーの製品は高価ではありますが、中古として売却することを考えると高額査定に繋がるメーカー品の方がお得と考えられます。
強力なトルクでネジ・ボルト・ナットを絞めたりするインパクトレンチ、圧縮機でありこれがないと工具を動かすことができないコンプレッサーなど、代表的な電動工具であり高く売れる工具です。
●高額買取をしてもらえる電動工具のメーカー
中古工具の買取は高額買取をしてもらえる品としてもらえない品があり、高額買取対象となるメーカーがあります。
マキタ・リョービ・日立の電動工具は個人用の品ありますが、元々は業務用の電動工具。性能はかなり高く、プロが使うような耐久性やパワーがあります。
新品購入時の価格もホームセンターの一般的な品に比べると高めですが、それに見合った機能を持っています。メーカーで工具を一式揃えてあるものや電動出力の大きなものは高額買取されます。
コンプレッサーを使用する大型電動工具は中古工具の需要が高いため、高額買取の対象となります。
・マキタ
マキタは電動工具をはじめとする総合電動工具の製造販売を行っている会社です。電動工具の国内最大手で、日本国内シェアは約60%を占めます。
1970年代から日本国外での製造販売にも力を入れ、そのブランドは世界中に知られており世界の電動工具市場シェアは約25%を占めブラック・アンド・デッカーに続く世界2位のシェアを誇るなど電動工具の世界的企業です。
充電式を含む電動工具、木工機械、エア工具、 エンジン式を含む園芸工具などを取り扱っています。
・リョービ
リョービはダイカスト製品、印刷機器、釣具、パワーツール、建築用品、ドアクローザー、ゴルフクラブなどを取り扱う世界的企業です。
職人がパワーツール「プロモデル」、プロツールの特性を使いやすくした「DIYモデル」、初心者でも簡単で手軽に扱える「エントリーモデル」などを取り扱っています。
・日立
日立はインパクトドライバやドリル、グラインダ、丸のこなど幅広い製品ラインを誇る電動工具と、核酸やウィルスの分離に使用される世界トップクラスの超遠心機をはじめとしたライフサイエンス機器などを取り扱っています。
●中古品買取業者がみる審査基準
・工具の詳細
買取業者へ査定に出す際には工具の詳細を業者へ伝えることましょう。メーカーや型番・型式、製造年月日、購入時期は査定するために必要な情報です。
型番・型式は、電動工具自体に記載されてるものが多いですが、購入時期などは忘れてしまうこともあります。梱包されていたケースと共に領収者などを保管しておきましょう。
・電動工具のメンテナンス状況
高額買取査定の対象となっているメーカーの製品でも、お手入れが行き届いていない物や、キズが多いものなどは査定が低くなりますので注意が必要です。
査定に出す前にしっかりとメンテナンスをしましょう。
●工具のメンテナンス方法
使用する度にメンテナンスを行いましょう。使い終わった後の保管方法や日々のメンテナンスを心がけること、正しい使い方は電動工具の寿命につながります。
メンテナンスは本体に着いたゴミや汚れを取り除きます。エアーを使用してゴミを吹き飛ばすと、細かな部分のゴミも取り除くことができます。
電動工具の表面と電源コードに着いた汚れは食器用洗剤を薄めた水を絞った布で拭き、最後に乾いた布で拭き取ります。拭き取りがあまいとサビなどの原因になりますのでしっかりと拭き取りましょう。
可動部は機械オイル、釘打ちはエア工具用オイル、コンプレッサーは水抜きなどを小まめに施してください。
査定に出す前に確認が必要なのは、工具のネジの緩みと風窓の塞ぎの点検です。取り付けネジは緩みが事故の原因となることもあり、風窓の塞ぎは性能を下げることになります。
●工具の高額査定のポイント
・購入時の箱や取扱い説明書、その他附属品がある
電動工具をご購入した時の箱、ケース、充電池、説明書、コマなどの附属品が付いている場合と本体だけの場合とでは、査定額に大きな差が出ることもあります。
追加購入したドリルやビット、ホールソー、三脚などの附属品も査定が高くなります。
・製造番号のラベルは剥がさない
製造番号が記載してある本体の銘板を削ってあるもの、剥がして数字の確認が取れないものは盗難品の恐れがあるため買取してもらえないこともあります。
・キズや汚れはできるだけきれいにする
キズや汚れも減額の対象になります。見積りに出す前にできるだけきれいにしましょう。
ホコリや油などを掃除する、名前など目印を消しておく、サビを落とすなどのクリーニングも行いましょう。ベンジンなどを使用するとプラスチックや塗料、ゴムが変質してしまうこともありますので注意が必要です。
・複数の電動工具を査定に出す
1つの商品を査定に出すよりも同時に複数の商品を査定に出すと買取業者の作業効率も上がり査定額が高くなることもあります。
・使用期間が短いもの
電動工具などは使用するたびに汚れついたり、バッテリーが消耗してしまいます。 できるだけ新品の状態か使用期間が短いものが高額査定の対象になります。不用になった製品は早目に買取をしましょう。