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高価買取となる航空切手の買取ポイントは?
さまざまな切手が流通するなかで、航空切手もコレクターには人気の切手となっています。
この記事では、日本で発行された航空切手の種類と買取相場、高値買取のポイントなどについて解説します。
航空切手とは
航空切手とは、かつて航空郵便において使用する目的で作られた切手です。日本だけでなく世界中に航空切手はありますが、現在日本国内では航空切手は発行されていません。
その理由は、昔は航空郵便には航空切手の利用が必須でしたが、現在では通常発売されている郵便切手で利用ができるからです。なお、日本国内では1929年に航空切手は初めて発行され、計8種類の絵柄があります。
日本の航空切手の種類と買取相場
本章では日本の航空切手の種類と買取相場についてご紹介します。
- 芦ノ湖航空切手
- きじ航空切手
- 五重塔航空切手
- 立山航空切手
- 大仏航空切手
- コイル航空切手
芦ノ湖航空切手
芦ノ湖航空切手は、1929年~1934年にかけて発行された航空切手です。額面の種類は、8銭5厘、9銭5厘、16銭5厘、18銭、33銭となります。
最も価値が高い切手は8銭5厘で、バラの状態でも1枚2,500円~4,000円程度で買取できます。なお、買取価格は切手の状態により異なります。
- 額面8銭5厘
状態が良い美品 2,500円~4,000円
シート 10万円~40万円 - 額面9銭5厘
状態が良い美品 500円~1,000円
シート 3万円~10万円 - 額面16銭5厘
状態が良い美品 600円~1,200円
シート 4万円~12万円
きじ航空切手
きじ航空切手は、1950年に発行された切手で、航空切手のなかでは価値が高い部類のものです。切手の中央にキジが描かれたモノトーン調の絵柄で、額面は16円、34円、59円、103円、144円となります。
なお、このなかで最も価値があるのは59円切手で買取価格は1枚あたり3,000円~5,000円です。
- 額面59円
状態が良い美品 3,000円~5,000円
シート 8万円~25万円 - 額面16円
状態が良い美品 1,000円~2,000円
シート 3万円~10万円 - 額面34円
状態が良い美品 2,000円~3,500円
シート 5万円~18万円
五重塔航空切手
五重塔航空切手は、1951年に発行された切手です。絵柄にはダグラスDC-4型機と五重塔が緑調のトーンで描かれています。
額面は、15円、20円、25円、30円、40円となり、最も価値が高いのは20円と25円です。
- 額面20円
状態が良い美品 1,500円~2,000円
シート 3万円~10万円 - 額面25円
状態が良い美品 1,500円~2,000円
シート 3万円~10万円 - 額面30円
状態が良い美品 1,200円~1600円
シート 25,000円~8万円
④立山航空切手
立山航空切手は、1952年に発行された切手です。絵柄は立山連峰をバックに航空機が描かれていますが、立山航空切手は数ある航空切手のなかでも価値が高い切手となっています。
最も価値が高いのは55円切手で、状態が良ければ8,000円~14,000円となります。額面は、55円、75円、80円、125円、160円です。
なお、立山航空切手は発行から5か月後に新たに円単位の額面表記の切手が発行されています。
- 額面55円
状態が良い美品 8,000円~14,000円
シート 20万円~70万円 - 額面75円
状態が良い美品 5,000円~1万円
シート 15万円~50万円 - 額面85円
状態が良い美品 2,000円~3,000円
シート 45,000円~15万円
⑤大仏航空切手
大仏航空切手は、1953年に発行された切手です。絵柄には、鎌倉の大仏とDC-4型機、背景には富士山が描かれています。額面は、70円、80円、115円、145円です。
大仏切手の買取価格は全体的に低く、概ね1枚当たり200円前後となります。
- 額面145円
状態が良い美品 500円~1000円
シート 6,000円~2万円 - 額面70円
状態が良い美品 100円~200円
シート 1,200円~4,000円 - 額面80円
状態が良い美品 200円~300円
シート 2,000円~6,000円
⑥コイル航空切手
コイル航空切手は、1961年に発行された切手です。コイル航空切手は、航空郵便用ではなく京都中央郵便局での自販機の発行に間に合わせるために急遽作られた普通切手となります。
なお、絵柄は五重塔航空切手のものを流用し、額面は30円のみ、一時期しか使用されなかったため買取金額は、状態が良い美品で1,500円~2,500円、シートで500円~1,800円です。
価値が高い航空切手とは
本章では、価値が付きやすい航空切手についてご紹介します。
- 保存状態が良い
- シートで揃っている
保存状態が良い
まずは、保存状態が良いことです。購入当時の新品に近い状態が保たれているかになります。
切手は、年数が経過すると破損やシワ、シミや色褪せなどが起きやすいものです。よって、このような劣化がない状態が理想となります。
なお、切手の保存には、直射日光、温度変化や高温多湿になりやすいところを避け、切手専用のファイルに保管すると劣化を防ぐことができます。
シート状で揃っている
次に、シート状で揃っていることです。
シートとは、1枚づつのバラではなく複数枚の切手が纏まったものになります。シートは見栄えが良く希少性が高いため、商品によっては数十万単位で買取されることもあります。
航空切手の買取は、買取ドクターがおすすめの理由
最後に、航空切手の買取は、買取ドクターがおすすめの理由についてご紹介していきます。
- 切手買取の専門家が適正価格で丁寧に査定します
- メールやラインでの簡易査定が可能、切手の価値が分かってから出張買取できます
- 出張査定だけでもOK、出張費用は無料。後日買取だけでも出張できます
①切手買取の専門家が適正価格で丁寧に査定します
買取ドクターでは、切手買取の専門家が適正価格で丁寧に査定します。
出張買取に出向くスタッフは、切手買取相場を熟知しており、今の市場で最も高い査定金額をご提示致します。お客様にご満足いただけるような納得のいく買取を目指しています。
メールやラインでの簡易査定が可能、切手の価値が分かってから出張買取りできます
いきなりの出張は気が引けると思う人には、メールやラインでの簡易査定がおすすめです。
方法は、切手の画像をメール等で送付するのみとなります。価値が分かってから出張買取を依頼できるので安心です。
出張査定だけでもOK、出張費用は無料。後日買取だけでも出張できます
買取ドクターの出張は、査定だけでももちろんOKです。「出張=買取に出す」ではありませんのでご安心ください。査定金額を吟味し、買取に出すかはじっくりと検討できます。
なお、出張査定に費用は一切かかりません。
まとめ
航空切手の買取は、買取ドクターにお任せください。買取ドクターでは、航空切手の買取を強化しており、切手1枚の査定から出張させていただきます。
出張査定や査定の流れについてご不明な点等は、買取ドクターまでお問合せください。