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時計の手入れ方法~ベルトの種類別~
大切な腕時計をいつまでも愛用するためには、きちんとお手入れをしてあげることが重要です。
●金属ベルトの腕時計の手入れ方法
金属ベルトは皮脂や水分がついたままにしていると、錆びてしまう可能性があります。使用したらその都度、吸水性の高い布で拭きましょう。
・普段の手入れ方法
基本の手入れは1週間に1回くらい行いましょう。
用意するものは柔らかめの歯ブラシ2本、食器用の中性洗剤、眼鏡拭き用のクロスまたは綿のTシャツなど吸水性の高い布、つまようじ、ドライヤーです。
①ベルトと裏フタを歯ブラシで磨く
ベルトの汚れが目立つ場合は水と中性洗剤を歯ブラシに少し染み込ませて磨きます。あまり汚れていない場合は歯ブラシに何もつけずそのまま磨きましょう。
ホームセンターなどで販売されている金属クリーナーやステンレス磨きなどを歯ブラシにつけて磨くのもオススメです。
時計本体の裏フタは乾いた歯ブラシで磨きます。コマ(時計の針を調整する部分)の隙間は汚れが溜まりやすいので重点的に掃除しましょう。
②つまようじで汚れをとる
歯ブラシでとれなかった汚れやゴミはつまようじを使ってかき出します。つまようじの先端で金属が傷つかないように、優しく取りましょう。
③布で拭く
眼鏡拭き用のクロスや何度か洗濯して柔らかくなった綿のTシャツなどの吸水性が高く柔らかい布で、ベルト全体の水分を拭きます。
④ドライヤーで乾燥させる
金属は水分が残っていると錆びてしまいますので必ず完全に乾かしましょう。あまり高温だと中の回路が壊れてしまう可能性がありますので熱風は本体から10cm以上離して当てるようにしましょう。
・汚れがひどい場合
用意するものは入れ歯洗浄用の薬品、コップ、割りばし2~3本(ベルトが外せる場合は必要ありません)、ラップ(ベルトが外せる場合は必要ありません)、タオル、ドライヤーです。
①本体をラップで包む
時計の本体を防水のためにラップで包みます。精密ドライバーなどでベルトが本体から取り外すことができる場合は取り外しましょう。
②薬品を溶かした水にベルトを漬ける
薬品を水に溶かし、時計を通した割りばしを2本~4本ほどコップの上に渡すように置きます。ベルトを本体から取り外した場合はコップに直接投入しましょう。そのまま30分くらいおきます。
③拭いて乾燥させる
タオルなどで水分をしっかり拭き取りドライヤーで乾燥させます。本体から10cm以上離して当てましょう。
●皮革ベルトの腕時計の手入れ方法
皮革バンドは金属バンドのように積極的な手入れができないため、日頃から注意が必要です。
皮革ベルトは水や汗だけでなく直射日光や乾燥に弱いため、普段のお手入れは柔らかめの乾いた布で拭くというのが限界です。
水や汗、脂などの汚れに弱いため、雨に濡れたり汗で汚れたときは、すぐに柔らかめの乾いた布などで水分や汚れを拭き取りましょう。
強くこすると、色落ちしたりツヤがなくなってしまうこともあるるため、こすらないことがポイントです。
皮革ベルトが湿ったまま使い続けると、皮革バンドにシミができたり腕や服を汚すこともありますので注意しましょう。
直射日光に当たると変形したり色が変わってしまうこともあるりますので、保管にも注意しましょう。
夏の汗をかきやすい時期に使用する際は腕とバンドの間に指一本くらいの余裕を持たせて、通気性を良くしましょう。
用意するものは洗面器やコップなどの容器、食器用の中性洗剤、タオル、エタノールです。
①ぬるま湯に中性洗剤を入れる
洗面器やコップなどの容器にぬるま湯を入れ、中性洗剤を少量たらします。
②ベルトを入れて手洗する
ベルトを洗剤液の中に入れて、手で汚れを落とすようにもみ洗いします。
③すすいで乾かす
ベルトについた洗剤を水ですすいだ後は、完全に乾くまで2日間くらい直射日光の当たらない風通しの良い場所で乾かします。
皮は金属とは違い乾燥に弱いためドライヤーで乾かしてはいけません。ひび割れの原因にもなってしまうため、必ず日陰に置いて乾かしましょう。
④エタノールで消毒する
乾いたらタオルに消毒用のエタノールをつけてベルトを拭きます。乾燥が気になる場合は革製品用のクリームなどを仕上げに塗りましょう。
●ラバーベルトの腕時計の手入れ方法
ラバーベルトは手入れがしやすいように見えて意外と傷がつきやすく、ゴミが溜まりやすくなっています。ラバーベルトは傷つきやすいため、歯ブラシやつまようじは使わないようにしましょう。
用意するものは食器用の中性洗剤、柔らかいタオル2枚、ラップ、ドライヤーです。
①本体をラップで包む
本体を防水のためにラップで包みます。
②薄めた中性洗剤で拭く
中性洗剤を5倍に薄めてタオルにつけ、ベルトの汚れたところを重点的に拭いていきます。
③水拭きする
水で濡らしたタオルで拭き、中性洗剤を落とします。
④乾燥する
ドライイヤーで乾燥させます。時計本体からは10cm以上離して当てましょう。