高額査定が期待できるロードバイクパーツ～フレーム～

ロードバイクパーツは、傷が入っていても機能上問題なければほとんどのパーツの買取が可能です。

買取店によってその基準は異なりますが、ロードバイクパーツで重要なのは「きちんと機能しているか」ということになります。

性能や材質の良いもの、状態の良いものは高額査定を期待することができます。

●「フレーム」

フレームはフレームこそ自転車の基本とされ、自分だけの1台を組むときのベースとなるパーツです。

形は一般的なダイヤモンド形とその他で大別され、素材はアルミ（比較的安価でパワーロスが少ない）・クロモリ（疲れにくく、ロングライド向き）・カーボン（非常に軽い）など多くの種類があり、近年ではロードバイクのフレームが中古市場で高い人気となっています。

重要パーツであるフレームは高値買取が期待できそうですが、実際の買取価格は圧倒的な高値になりにくいパーツです。フレームに求められるのは強度ですが目で見ただけではその強度がわからないことがよくあり、見た目では買取価格が分かりづらくなっています。

●高額査定のポイント

・ANCHORやFELTなど需要の高いフレームほど高額査定が期待できます
・傷やサビつきが目立つフレームは買取金額が下がります
・普段からのお手入れが高額査定を生み出します
・フレームなどのパーツはできるだけキレイな方が高額査定が期待できます
・新型のフレームの方が高額査定となりますので、売る時期とタイミングが重要です

●付属品が揃っている

ロードバイクのフレームは付属品であるヘッドパーツ、シートクランプ、取扱説明書、保証書など付属品が揃っていると、本体のみよりも高額査定の可能性があります。

●状態の確認

・車体全体に極端な歪み、変形はありませんか（ブリッジやロープ通しなどの細部も）
・塗装の剥がれや汚れ、サビつきはありませんか
・カーボン素材のフレームは押すとベコベコと音が出るなどひずみはありませんか（カーボンカスの残留物などで異音が発生することがあります）
・アルミフレームは錆びやすいため、アルミ素地に白く点々が付着いませんか
・管の結合の不良はありませんか
・ロウ付け部や溶接の欠陥はありませんか（BTCの接合がある場合は状態の確認を）

●外観の汚れなどができるだけない状態にする

・ボトムブラケット合は絶対に濡らさないように注意する
清掃時はボトムブラケットをナイロンなどの水を通さない物で保護してください。ナイロンのヒモやゴム、水をはじくテープなどでしっかりと中に水が入らないように留めましょう。
・フレームの接続部を洗浄する
接続部の油汚れは洗剤を使用して清掃してください。塗装を傷めないため、固い清掃用具は使用しないようにしましょう。細かい個所の汚れは細い棒にガーゼをつけてきれいにふき取ってください。
・フレーム内に溜まる水を取り除く
フレームの洗浄時には必ず内部に水が入ります。水が抜けるように立てかけるなどして、一日程度乾かしてください。

●人気ブランド

・CARRERA
イタリアのカレラ社はTIG溶接アルミフレームの最初のメーカーです。
・COLNAGO
コルナゴ社はエルネストの故郷カンビアーゴにあり、高機能ロードフレームを製造しています。
・ANCHOR
アンカーは自転車メーカーであるブリヂストンが設立したスポーツバイクブランドです。科学的解析と人の感性を融合させ、ライダーの能力を最大限に引き出すバイクを製造しています。
・LOOK
ルックは独自の製法でカーボンをカーボンチューブに仕上げる行程まで自社工場で行うことのできる、数少ないメーカーの1つです。
・FELT
トライアスロンとシクロクロスの分野でFELT社製作のフレームが多くのチャンピオンを生み出していることから、フェルトは高い評価を得ています。
・CANNONDALE
キャノンデールはバイクやフレーム、サイクリングウェアやアクセサリー類など様々な分野で高い評価を得ています。
・TESTACH
テスタッチは多彩な母材を自在に操るフレームメーカーです。
・MIYATA
ミヤタはツールドフランスに日本で初めて鉄フレームを供給し、区間優勝を果たとして有名です。
・SOMA
ソーマはサンフランシスコの個性と自由や自立的な環境との共生を体感できるセンス溢れるブランドです。
・DEDACCIAISTRADA
デダチャイストラーダは各国の有名メーカーに世界最高水準のフレーム素材を供給しデダチャイのオリジナルのフレームメーカーです。
・KUOTA
北イタリアのクオータのフレームは独特な造型で、データには現れない走りの予感が表現されています。

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