パソコンのデータ消去が必要な理由 - 広島の出張買取ドクター

パソコンのデータ消去が必要な理由

不要になったパソコンを処分したいとき、必ず行わなくてはいけない作業がハードディスクのデータ消去です。
 
壊れたパソコンだから大丈夫、フォルダーを削除したから大丈夫、フォーマットで初期化したから大丈夫などの理由でデータ消去は必要ないと思っていませんか?

壊れたパソコンやフォーマットしたパソコンでも専用のソフトを使用すると残された個人情報を読み取ることができます。

安易な考えで間違った処分方法を選択すると、取り返しのつかないトラブルに巻き込まれる可能性があるので注意が必要です。

 

●パソコンのデータ消去が必要な理由

パソコンには想像している以上に個人情報が詰まっており、長期間使用してきたパソコンはなおさらたくさんの情報が記録されています。

パソコンデータを消去しないままで間違った処分方法で破棄してしまうとデータの流出や悪用される危険性があり、自分の情報だけではなく友人や会社、家族の情報も危険にさらされることになってしまいます。

壊れているパソコンだからデータ消去しなくていいと思われている方もいるかと思いますが、しかし、パソコンが壊れていてもハードディスクは読み込める状態にあることも多いです。

安易な気持ちでパソコンを捨ててしまうと取り返しのつかないトラブルに巻き込まれることもありますので、不要になったパソコンを処分する際にはデータ消去は必ず必要です。

 

●流出する危険がある個人情報とは?

近年は個人情報の取り扱いが厳しくなり、パソコンのデータを消去して処分する意識も高まってきました。

しかし、パソコンの情報は、自分で作ったフォルダーやマイドキュメント、Word文書や写真などを消去するだけでは多くの情報がパソコン内に残っている可能性があります。

 

・メールソフトの設定情報や署名、アドレス
 自分や家族・友達・会社の氏名・住所・連絡先など

 

・はがき作成ソフト(年賀状など)の住所録
 自分の個人情報・友人知人、会社などの情報

 

・ブラウザーの情報(Cookieに残った情報)
 インターネットのアクセス履歴、 利用したサービスのIDやパスワード、 ショッピング履歴、クレジットカード情報、SNSの情報

 

・家計簿・会計ソフトのデータ
 資産や家計の情報、会社や事業の内部情報

 

・壁紙やクラウドの中
 自分や家族、友人との写真や保存した画像など

 

●情報流出が招くトラブル

 

・メールアドレスや個人情報の流出で友人や会社に迷惑がかかる
・会社の機密情報が流出し、責任が問われる(業務委託契約違反や秘密保持法は注意)
・保存していた写真がネット上に流出してしまう
・クレジットカード情報が流出して悪用される
・ネット銀行のIDやパスワードが流出してしまう
・個人的なメールのやり取りなどが見られてしまう
・ブログやSNSのパスワードが流出して悪用される

 

●フォーマットするだけでは危険

パソコンのデータ消去はファイルをゴミ箱に捨てる(その後ゴミ箱を空にする)、フォーマットする、リカバリディスクで初期化することが考えられます。

しかし、これらの作業を行い安心している方も多いでしょうが、ディスクをフォーマットして初期化しただけでは、単に管理情報が変更されただけです。

パソコンのデータ消去の方法としてフォーマットするだけでは十分ではありません。

ファイルの削除やフォーマットはデータが見えなくなっているだけで、ハードディスクの中にはデータが残っており、ハードディスク内の情報は特殊なソフトを使用するとすぐに復元することができます。

 

●パソコンデータを安全に消去する方法

 

・専用ソフトを使ってデータ消去する方法

パソコンのデータは、市販の専用ソフトを使用して完全に消去することが可能です。
専用ソフトでデータを消去することができる理由は、「消去」するというより「別のデータに上書き」することでデータを別の情報に書き換えています。
専用ソフトを使用して消去したデータは復元することができないため注意が必要です。

 

・パソコンのデータ消去ができる専用ソフト

パソコンデータを消去できるソフトは、AOSテクノロジーズ「ターミネーターシリーズ」、ジャングルの完全抹消シリーズがあります。
どちらもハードディスクを指定してデータをまるごと消去することができます。
CD-ROMを起動してインストールなしで消去することができるため、パソコンが苦手な方にも操作しやすくなっています
CD-ROMのないノートパソコンは専用USBを作成して起動する方法があります。
USBやCD-ROMを使うため、故障したパソコンでもデータ消去が可能です。
ハードディスクを一気に消去するため、特定のファイルを指定して消去することはできません。
指定したファイルだけ消去したい場合はリスクマネージャー ファイル消去&チェック10Plus、完全ファイル抹消15のソフトを使用し、パソコンを使用しながら特定のファイルだけ消去することができます。

 

・無料のソフトでデータを消去する

データ消去ソフトには無料のソフトもあり、有料ソフトとの違いは消去する際にかかる時間と手間などがあります。

 

DESTROY
世界最高基準に準拠した消去ができるMS-DOS用ソフト。ハードディスクのデータを完全に抹消することができます。

 

File Shredder
データ消去ソフトとして非常に評価の高いフリーソフト。海外サイトのため初心者の方には少しハードルが高くなっています。

 

CCleaner
パソコンに溜まったごみを掃除、キャッシュの一括削除ができるソフト。ドライブのデータを完全抹消することができます。

 

Wipe-out
パソコンのハードディスクだけではなく、外付けハードディスク(HDD)などのデータ消去することができる国産ソフト。パソコンにより起動方法が異なり、CD-ROM、USB、フロッピー、ネットワークブートなどがあります。

 

・物理的破壊でデータ消去する

ハードディスクを物理的に破壊しデータ消去することも可能です。
パソコンから取り出したハードディスクをハンマーやドリルで破壊すると、確実にデータを読み取られることはありません。
しかし、パソコン本体も使えなくなるため、オークションやリサイクルショップに買い取ってもらう予定がある場合はやめましょう。

 

●パソコン処分を業者に依頼する方法

 

・メーカーに依頼する
2003年10月以降に販売されたパソコンには「PCリサイクルマーク」がついており、PCリサイクルマークがあるパソコンはメーカーが無料で引き取ってくれます。
PCリサイクルマークがついていないパソコンは、回収費用が必要です。

 

・パソコンショップに依頼する
パソコンショップはデータの消去と不要になったパソコンの処分を依頼することができます。
パソコンショップではデータ消去ソフトを使用してデータを完全消去した後、物理的に破壊する方法をとることが一般的で、ショップによっては目の前でデータの消去や破壊をしてくれるため安心して任せることができます。
データ消去と処分費用の目安は500円~5000円程度ですが、業者により大きく異なるため事前に確認して依頼しましょう。

 

・データ消去サービスのある回収業者に依頼する
パソコンの処分やデータ消去は不用品回収業者でも可能です。
不用品回収業者に依頼するメリットはデータ消去やパソコンの処分に加えて買い取りも行っていることで、状態がよく人気の機種であれば買い取りしてもらえる可能性もあります。
宅配回収を行う業者もあり、全国に対応しているためパソコンを段ボールに詰めて送るだけでデータ消去と処分が可能です。
パソコンだけではなくプリンターやハードディスクなどの周辺機器や家電製品まで幅広く対応しています。

 

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