骨董品の保険

希少価値の高い骨董品は盗難や災害よる破損などが心配です。
保険に加入することで、骨董品自体は戻らなくても金銭的被害を防ぐことができます。
 
●動産総合保険
 
高価な骨董品がたくさんある場合、家財保険では十分な補償は期待できません。
骨董品には手厚い補償で安心の動産総合保険が必要です。
動産総合保険は不動産以外のあらゆるものが補償の対象になっています。火災や盗難などによる被害だけでなく、骨董品のメンテナンスを行っている途中で床に落として割ってしまったなどのケースでも補償が可能。車や船舶での輸送中の破損にも対応してもらうことができるなど、とても安心感の高い保険です。
しかし、メリットが大きい反面、デメリットもあります。
動産総合保険に加入する際には、骨董品や美術品などは正確な補償額を確定するためにすべて鑑定に出す必要があります。
鑑定料はすべて自分持ちになりますので、点数が多い場合はその費用だけでもかなりの金額になります。
また、補償の厚い保険であるため、保険料は高くなります。
保険に加入する際には、保険料が品物の価値に見合っているかをよく検討することが大切です。
 
・動産総合保険に必要なもの

保険に加入する際、いくつか必要なものを準備する必要があります。
骨董品やアンティークを補償してくれる動産総合保険に必要なものは、所持している骨董品がどのくらいの価値があるのかという証明書と保管場所の確認です。
一般人が骨董品がどのくらいの値段となるのか判断する事は難しく、骨董品というのは人の価値観によって値段が変わってくるため、プロの鑑定士にお願いする必要があります。
専門の骨董品鑑定士に依頼し、この骨董品の値段はおおよそこのくらいと保険会社に提示することが最低条件で、証明することができる書類を提示しなければなりません。
また、事前にどこで保管されているのか保険会社の調査が入ります。
保管場所を確認することでしっかり保管すべき場所に置いているかどうか、危険な場所ではないのかどうか話し合うことになります。
 
●家財保険では不十分なケースが多い
 
骨董品の被害を補償してもらうことができる保険で一番身近なものはが火災保険です。火災保険は火事では一定の補償があり、契約内容よっては水難や盗難にも対応可能なものもあります。
しかし、火災保険は建物の被害に対する補償であり、家具やインテリなどは補償の対象外となっています。
もちろん、骨董品も例外ではありません。
建物以外のものを補償してもらえる保険は、家財保険です。
しかし、家財保険は原則として、1つ30万円を超えるもの関してはそれ以上補償しなくてよいことになっています。もし、全額補償をしてもらいたいのであれば、保険加入時に30万円以上の品をすべて申告する必要があります。これを明記物件といいます。
また、保険会社によっては、明記物件の制度がない代わりに、一事故あたりの補償は100万円までというように上限を設けているところもあるので注意が必要です。
 
●買取に出す際は買取業者側の保険加入の有無が重要
 
高価な骨董品を所有している人にとって保険は心強い味方になるものですが、買取に出す場合はまた別の問題が生じてきます。
骨董品の買取査定中に預かった商品に業者が傷をつけてしまうケースがあります。
この場合の責任は業者側にありますので、所有者が保険を使うのではなく業者に賠償金を請求することになります。
多くの業者は損害賠償保険に加入しておりそこからお金が支払われますが、万が一、保険に入っていない場合は大きなトラブルになりかねません。
そのため、高値がつきそうな骨董品を査定してもらう際には、念のため業者が保険に入っているかどうかを事前に確認しましょう。
もし、保険に入っていないようであれば、そのような業者は避けた方が無難です。
苦労して集めた骨董品がちょっとした油断によって台無しになってしまっては、悔やんでも悔やみきれません。
保険があっても骨董品自体が戻ってくるわけではありませんが、万が一の時、これまでの努力が全くの無になってしまわないためにも保険に加入しましょう。
 

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